【血管を拡張する成分が原因?】相性が悪い食べ物・飲み物

アルコールを摂取すると偏頭痛を誘発する原因となります。アルコールは血管を拡張する作用があり、そこから偏頭痛を起こします。アルコールの中でも、

一番偏頭痛と相性が悪いものは赤ワイン

この赤ワインに含まれるポリフェノールが誘発の原因だと言われています。

ポリフェノールは様々な食べ物や飲み物に入っていますが、血管を拡張する成分なので、ポリフェノールを多く含むもの、特に赤ワイン、チョコレートは偏頭痛持ちの人は気を付けましょう。

チラミンと亜硝酸塩

偏頭痛を誘発する成分の一つとして

チラミン

が挙げられます。血管収縮作用があり、チラミンを多量に摂取した数時間後にチラミンの血管収縮作用が消える反動で、逆に血管が拡張することで頭痛を引き起こす原因になります。チラミンを含むチーズやココアなどは注意が必要です。

もう一つ、偏頭痛に良くないと言われている物、それは

亜硝酸塩

です。亜硝酸塩の原料は亜硝酸で、ハムやソーセージの着色料として、肉食加工品の食中毒防止として使用されていたり、すじこやたらこ、いくらの水産加工品でもキレイな色合いに見せるためにも使用されています。

ワインにも酸化防止剤として品質が落ちないようにも使われていますが、亜硝酸塩は毒性を持っているとも言われています。

微量であってもアレルゲンとして働き、体の中ではアレルゲンと戦おうと抗体を産生、それによって血管を拡張し偏頭痛が起こります。

全く摂ってはいけないわけではありませんが、食生活を見直すきっかけになるので、食品から偏頭痛を予防してみるのも良いかもしれません

偏頭痛に効果的な食べ物

辛い偏頭痛も、日常生活の食べ物から気を付ける事で、痛みを和らげる事が出来ます。食生活を見直しながら、偏頭痛のない生活を送るために試してみましょう。偏頭痛に効果的な食べ物として挙げられるのが、

「スイカ」です

頭痛が起こるしくみとして、脱水症状になっている事があり、偏頭痛には沢山の水分を摂取する事が大切です。

スイカは食べ物の中でも水分が豊富に含まれているので、上手く水分補給が出来ます。それと同時に、カリウムやマグネシウムのように、脱水状態で不足しやすいミネラルを補給出来るので効果的と言われています。

水分を多く含んだ食べ物は、スイカの他にトマトきゅうりが挙げられます。進んで食べるようにすると良いでしょう。

次に、偏頭痛はマグネシウムを取り入れる事が必要なので、

「アーモンド」がおすすめです

マグネシウムも多く含まれていて、血管を弛暖する事から頭痛を緩和させてくれます。

グネシウムは優秀な成分で、脳血管の炎症を起こす物質の合成や放出を防いでくれる重要な役割を果たします

意識的に摂取するよう心掛ける事で、随分と変化が見られるというほど、このマグネシウムという成分は偏頭痛を緩和するために必要な成分なのです。

アーモンドの他にひじきいりごまなどもマグネシウムが多く含まれているので、食べる前にいりごまをひとふり、このような生活の見直しが偏頭痛対策には大切になってくるでしょう。

コーヒーは一見頭痛には悪いように感じるかもしれませんが、二日酔いからくる偏頭痛には、コーヒーを一杯飲む事により痛みがひく可能性があります。

二日酔いはアルコールが原因で血管を拡張させているため、コーヒーに含まれているカフェインで血管を収縮させて落ち着かせるというしくみです。

二日酔いからくる偏頭痛ではない場合でも、カフェインという成分自体が偏頭痛の薬にも含まれる成分なので、効果的と言えます。

コーヒーが飲めない人でも、紅茶や緑茶にもカフェインは含まれています。ただ、飲み過ぎると効果はないので、気を付けて下さい。

オメガ3脂肪酸

という成分はサケやサバなどの青魚に含まれている成分で、この成分が頭痛を和らげる効果があります。

オメガ3脂肪酸は群発性頭痛に効果的だと言われているので、群発性頭痛に悩んでいる人は青魚を毎日摂取してみてはいかがでしょうか

その他にも、ビタミンBが含まれたホウレン草や、カリウムが豊富なじゃがいもバナナなどが偏頭痛には効果的です。上手く工夫しながら、偏頭痛の痛みに苦しむ前に、偏頭痛の予防に取り組みましょう。

コーヒーで偏頭痛を緩和

偏頭痛をどうにかして治したいと思うのは、偏頭痛持ちとしては当然の感情です。でも、簡単に治せるのならば誰も苦労はしないでしょう。しかし何かをして少しでも緩和される方法があるのならば実戦したいところです。

よく、コーヒーは偏頭痛に良く効くといいますが本当はどうなのでしょうか?薬を飲みたくない人や、薬を飲む前にまずコーヒーで治らないか様子を見てみるという人も多いといいます。

コーヒーにはカフェインが含まれていて、その

カフェインという成分は頭痛薬にも入っている成分

です。カフェインには鎮痛作用が含まれていて、コーヒー以外でも紅茶やウーロン茶、ココアなどにも入っています。あまり知られていませんが、コーヒーよりも玉露のほうがカフェインが多く含まれているのです。

体にカフェインを取り入れる事により、血管を拡張して起きている偏頭痛に対し血管が収縮する作用が働き痛みを抑えらるのです。

逆に、コーヒーは偏頭痛には良くないという考え方もあります。偏頭痛は血管が拡張して起きるのですが、緊張型頭痛の場合は血管が収縮して起きている頭痛なのです。もとから収縮され痛みが出ているのに、コーヒーを飲む事で

更に血管が収縮してしまう事になります

自分の偏頭痛はどのようなタイプの頭痛なのかを理解しておくと、偏頭痛の対処として上手くコーヒーを利用出来るでしょう。

ポイントとして、痛くなってしまってからではやはり薬で治すしか方法がなくなってしまいます。痛くなりそうだな、と思った頃にコーヒーを飲む事で痛みが出ないで終わる事が期待出来ます。

ただ、注意事項として、カフェインの大量摂取は逆効果です。カフェイン中毒になってしまうと、カフェインが切れた時に偏頭痛が起きるという体質になりかねません。

どんな食べ物・飲み物でもそうですが、適度に摂取する事が大切という事です。

コーヒーが大好きで頻繁にコーヒーを飲んでいたけれど、コーヒーを止めた事で偏頭痛が減った、そして、偏頭痛が起きそうだな、と前兆を感じた時にコーヒーを飲む事で、偏頭痛に悩まされる事がなくなったという人の例もあります。

普段から飲むのではなく、ここぞという時にカフェタイムをコーヒーで満喫するのがベストでしょう。

酒やタバコ、コーヒーは単なる生活習慣で、なくては生活出来ない訳ではありません。どうしてもコーヒーを毎日飲みたいという人は、一日一杯までにしましょう。

そしてコーヒーは胃酸分泌を高める働きがあるため、飲むときは空腹時を避けるのが良い飲み方です。コーヒーで上手く偏頭痛を抑えて生活していければ気持ちも楽になるでしょう。

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