母と娘と偏頭痛

私の母は偏頭痛持ちでした。我が家は両親共に働いていて、母は朝から晩まで職場で働き、仕事から帰ってきてからも家では家事に追われ、朝起きてから夜眠るまで休んでいる姿を見た事がありませんでした。

でも、たまにぐったりと座っているのを見ると、いつも頭が痛いと言いつつ、子供の私に心配をかけないように「薬飲んだからすぐ楽になるよ」と、まるで見たことのあるCMのようなやりとりをしていました。

高校生になった頃から、私も偏頭痛持ちになりました。そこまで頻繁に痛くなるわけではないのですが、学校に行く時も頭痛に効く鎮痛剤は必須、いつ頭が痛くなってもいいようにいつでも持ち歩いていました。

母が偏頭痛持ちでしたが、私の姉も含めて我が家の女性陣は揃って頭痛持ち。偏頭痛は遺伝するのでしょうか?

調べてみると

調べてみると、偏頭痛は母から娘というケースで遺伝するパターンが多いとの事でした。頭痛持ちの母親から娘に遺伝する割合は五割以上だそうです。

頭痛のCMは、小さな娘がママを労ったり、社会人の娘が母親に薬を差し出したり、そういえば母と娘に関係している病気なのかなと妙に納得してしまいました。偏頭痛は女性に多く見られる病気なのですね。

身近な存在の母が偏頭痛の先輩というのは心強いものです。偏頭痛に悩まされ母が学んだ事を色々教えてもらいました。

旅行に行く際は、日常とは違い人混みに行く事が増えたり、楽しくて興奮状態になったりと頭痛になりやすい状態が続くので、薬を必ず多めに持ち歩く事

頭が痛くなった場合、我慢すればするほど薬が効きにくくなるから、出来れば早めに薬を飲む事。母から学んだ事で、偏頭痛と上手に付き合っています。

偏頭痛と天気の関係

なぜだか朝から頭が重くてぼーっとする事があります。私の場合、大抵偏頭痛には理由があります。

久しぶりに友達が遊びに来てハイテンションで盛り上がった日、出掛けて人混みに疲れた日、主人と言い争いになった日、何日間か忙しくしていて緊張の糸が緩んだ日、そういう理由がないのに朝目覚めてからだるく頭が重い、そんな日の共通点を最近ようやく見付けました。天気がどんよりしている日が多いのです。

やはり天気と偏頭痛は大きく関係しているそうです。女性に多いようですが、不安定な天気の時に偏頭痛がやってくるのは私だけではありませんでした。

理由は、酸素が薄くなり、脳や血管が圧迫されるという理由からのようです。梅雨の時期や台風の時期は、ただでさえ湿度もあり気分がぱっとしない中で、追い打ちをかけるように偏痛に襲われるのはとても辛いです。

偏頭痛が悪化

偏頭痛が悪化するのは、水分補給が足りていない場合があるという事を知り、ドキリとしました。正に私は水分を摂るのが苦手です。朝起きてコップ一杯の水を飲むのに苦労したり、食事以外で水分を摂る機会がほとんどありません。

油断していると一日500mlほどしか水分を摂っていないのではないかというほど酷い日もあります。しかし、偏頭痛は水分を摂り血液をサラサラにするのが大切なようです。

水分補給は偏頭痛だけではなく健康面にも良いので、出来れば一日を通して毎日小分けに1.5~2リットルは水分を摂り頭痛緩和が出来ればと思っています。

天気は私達がコントロール出来ないので、低気圧に負けない体を日頃から作っていくのも必要かもしれません

 

 

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